最新記事

北朝鮮

金正恩、気になるのは文在寅より習近平? 北朝鮮バス事故で中国に謝罪

2018年4月26日(木)14時05分

4月26日、北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩朝鮮労働党委員長が同国で起きたバス事故で中国人観光客32人が死亡したことを受け、中国に深い謝罪の意を表明したと報じた。写真は北朝鮮で事故に巻き込まれた中国人旅行者を見舞う金委員長。提供写真(2018年 ロイター/KCNA)

北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は26日、金正恩朝鮮労働党委員長が同国で起きたバス事故で中国人観光客32人が死亡したことを受け、中国に深い謝罪の意を表明したと報じた。

金委員長は習近平国家主席や他の中国の指導者に宛てた見舞い電の中で、北朝鮮国民は「悲しみに打ちひしがれている」とし、「わが国の国民に対する友愛の気持ちからここを訪れた親しい中国の友人たちが、わが国土で予期せぬ事故に遭遇したことは本当に悲しい。言葉や慰め、賠償などでは和らげられない痛みに対して、中国の同志に深く謝罪する」と述べた。

事故は22日夜に北朝鮮の黄海北道で発生し、中国人32人のほか北朝鮮人4人も死亡した。

[北京 26日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ、G7融資30億ユーロ受領 EUが実行

ワールド

ロシア、トランプ氏の対話重視の姿勢歓迎 就任後に首

ワールド

中国、呼吸器感染症でWHOと連携 「新型ウイルスで

ワールド

韓国大統領警護責任者が辞表、大統領代行は特別検察官
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国の宇宙軍拡
特集:中国の宇宙軍拡
2025年1月14日号(1/ 7発売)

軍事・民間で宇宙覇権を狙う習近平政権。その静かな第一歩が南米チリから始まった

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」
  • 3
    ロシア兵を「射殺」...相次ぐ北朝鮮兵の誤射 退却も阻まれ「弾除け」たちの不満が爆発か
  • 4
    装甲車がロシア兵を轢く決定的瞬間...戦場での衝撃映…
  • 5
    トランプさん、グリーンランドは地図ほど大きくない…
  • 6
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 7
    古代エジプト人の愛した「媚薬」の正体
  • 8
    仮想通貨が「人類の繁栄と自由のカギ」だというペテ…
  • 9
    「ポケモンGO」は中国のスパイ? CIAの道具?...大人…
  • 10
    大河ドラマ『べらぼう』が10倍面白くなる基礎知識! …
  • 1
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 2
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵の遺族を待つ運命とは? 手当を受け取るには「秘密保持」が絶対
  • 3
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」
  • 4
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 5
    ロシア兵を「射殺」...相次ぐ北朝鮮兵の誤射 退却も…
  • 6
    装甲車がロシア兵を轢く決定的瞬間...戦場での衝撃映…
  • 7
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 8
    仮想通貨が「人類の繁栄と自由のカギ」だというペテ…
  • 9
    ザポリージャ州の「ロシア軍司令部」にHIMARS攻撃...…
  • 10
    トランプさん、グリーンランドは地図ほど大きくない…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 7
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 8
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 9
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 10
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中