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一帯一路中露印などの上海協力機構が外相会議 「一帯一路」インドだけが支持表明せず
2018年4月25日(水)11時07分
4月24日、中国、ロシア、インドなど8カ国が加盟する上海協力機構(SCO)は、北京で外相会議を開いた。写真は記念撮影に収まる出席国外相ら。代表撮影(2018年 ロイター)
中国、ロシア、インドなど8カ国が加盟する上海協力機構(SCO)は24日、北京で外相会議を開いた。会合後に発表された声明でインドは、中国が提唱する広域経済圏構想「一帯一路」への支持を表明しなかった。
インド以外の外相は全て「一帯一路」への支持を改めて表明した。
中国の一帯一路構想における主要プロジェクト「中国・パキスタン経済回廊」に関してインドは、パキスタンと領有権を争うカシミール地方を通過するため、支持していない。
インドのモディ首相と中国の習近平国家主席は、中国湖北省の武漢で27─28日に非公式の会談を行う。
中国がインドから一帯一路への支持を取り付けられるかどうかは、首脳会談が成功したかどうかを判断する上で重要な基準となる。
加盟国はまた声明で、イランの核開発問題や過激主義拡散への対策などで結束することを表明した。
[北京 24日 ロイター]
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