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銃規制全米ライフル協会会長「銃規制派は学校乱射事件を利用している」
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2月22日、銃規制強化に反対するロビー団体「全米ライフル協会」(NRA)のラピエール会長は、民主党のエリートたちは憲法で保障されている銃に対する権利を奪う目的で、先のフロリダ州の高校で発生した乱射事件を利用していると主張し、銃規制擁護派を非難した。写真はCPAC(保守政治活動協議会)でスピーチを行う同会長。メリーランド州ナショナル・ハーバーで撮影(2018年 ロイター/KEVIN LAMARQUE)
銃規制強化に反対するロビー団体「全米ライフル協会」(NRA)のラピエール会長は22日、民主党のエリートたちは憲法で保障されている銃に対する権利を奪う目的で、先のフロリダ州の高校で発生した乱射事件を利用していると主張し、銃規制擁護派を非難した。
この事件では、生徒・職員ら17人が死亡した。
会長は、ワシントン近郊で開かれた保守派の年次会合で、学校での銃乱射事件を防止するため教員の銃携帯を求めたトランプ大統領の発言への支持を表明。
「エリートたちは、米国の学校制度のことも児童・生徒のことも、まったく考えていない。憲法修正第2条およびわれわれの火器に関する自由を奪うこと、ひいては個人の自由を全てはく奪することが目的だ」と述べた。
修正第2条は、武器を所持する権利を保障している。
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