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米朝関係米副大統領、平昌五輪で北朝鮮と会談予定だった 北朝鮮がドタキャン
2月20日、ペンス米副大統領は、平昌冬季五輪に合わせて今月訪韓した際に北朝鮮当局者と会談する予定だったが、北朝鮮側が会談を取り止めた。副大統領の事務所が、明らかにした。写真は9日、平昌五輪開会式を観覧する同米副大統領(中央)と北朝鮮の金与正氏(右)、金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長(左)(2018年 ロイター)
ペンス米副大統領は、平昌冬季五輪に合わせて今月訪韓した際に北朝鮮当局者と会談する予定だったが、北朝鮮側が直前に会談を取り止めた。米当局者が20日、明らかにした。
副大統領首席補佐官のニック・エイヤーズ氏は「北朝鮮はペンス副大統領が態度を軟化させることを期待して会談をちらつかせた」とした。その後、副大統領が北朝鮮の人権侵害を批判し、追加制裁を打ち出す方針を明らかにすると、「会談の意向を撤回した」という。
別の当局者も、副大統領は金正恩朝鮮労働党委員長の妹の金与正氏や金永南・最高人民会議常任委員長と2月10日に会談する予定だったが、北朝鮮側が開始予定時刻の2時間前に中止を伝えてきたと述べ、米紙ワシントン・ポストの報道を確認した。
エイヤーズ氏は「北朝鮮の残忍な体制を五輪での写真撮影でごまかそうとする正恩氏の狙いを、トランプ政権は阻止する。北朝鮮が会談を中止したのはそのためかもしれないし、そもそも誠実な姿勢ではなかったのかもしれない」との見方を示した。
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