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中国警察がロボコップ化! 「顔認証グラス」は犯罪者も誤魔化せない

2018年2月8日(木)17時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

思い描かれた未来は良くも悪くも現実に?

英テレグラフによると、顔認証の技術は中国の大学の寮やオフィスへの入退管理、ATMでの現金引出でも使われている。2017年秋に中国のケンタッキーフライドチキンの一部店舗で顔認証決済のサービスが始まったことは記憶に新しい(英インディペンデント)。

ところで、イギリスのテレビドラマ『ブラック・ミラー』をご存知だろうか。近未来を舞台にSFの要素を織り交ぜた人気ドラマで、そのストーリーは、テクノロジーに圧倒される現代社会の闇をブラックユーモア満載で風刺的に描写することが多い。

しかし英テレグラフは、中国で導入された「顔認証グラス」が『ブラック・ミラー』の劇中で描かれることはないと言っている。中国は、ヨーロッパ諸国にとって、にわかには信じられないような方法で国民を監視するために新しい技術を実際に展開しているからだ。中国を「個人のプライバシー保護に対する懸念がほとんど無い国」と揶揄した。

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