日銀、政策現状維持 黒田総裁「好景気だからと利上げする考えない」
会見はハト派的な内容
会見を受けて為替は円安に振れており、市場では「取り沙汰されている出口戦略への思惑は後退した。出口に関する言及どころか、実際はよりハト派的な内容だった。日本株に対して悪い材料ではない」(大和証券 シニアストラテジスト 石黒英之氏)との受け止めが聞かれた。
「11月にリバーサルレートに言及したことは、近い将来の金利誘導水準の引き上げの地ならしではなかったことが、ある程度はっきりした」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券・シニアマーケットエコノミスト 六車治美氏)との解説も聞かれた。
(竹本能文、伊藤純夫)
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