最新記事
ペットロストランプの呪い?ペンス副大統領のペットが相次いで息引き取る
この2年で猫2匹と犬1匹が死んだ(写真の犬マーべリックも)。ペンス夫妻はそのたび悲しみに暮れた Mike Pence/TWITTER
<ペンス一家が昨年から次々とペットロスに襲われたのは、動物を飼う人を「下等」扱いするトランプのせいか?>
アメリカのマイク・ペンス副大統領の飼い猫「ピックル」が死んだ。半年前にはやはり猫の「オレオ」を失ったばかりなのに。
16歳だったピックルの死を知らせるツイートで、ペンスの妻カレンは「とても賑やか」で「かわいい子」でした、と書いた。
We will all miss Pickle, our very chatty, sweet kitty of 16 years. pic.twitter.com/X4xx8nH6vN
— Karen Pence (@SecondLady) 2017年12月7日
娘のシャーロッテ・ペンスも、ピックルに賛辞を贈った。「15年前、飼育放棄されたピックルと初めて会ったとき、彼女は怯えて凶暴で絶対に抱かせてくれませんでした。でも昨夜お別れを言ったとき、ピックルは私たちの腕のなかで喉を鳴らしました。家族と愛がどんなに人を変えるか、教えてくれたのはピックルです。ありがとう」
We will all miss Pickle, our very chatty, sweet kitty of 16 years. pic.twitter.com/X4xx8nH6vN
— Karen Pence (@SecondLady) 2017年12月7日
ペンス一家はこの2年、立て続けに家族の動物を失っている。13歳だった猫のオレオは今年6月に亡くなった。以下はペンス夫人のツイートだ。「安らかに眠れ。あなたはその小さな命で、多くの人の心に触れた。あなたのことは決して忘れない」
Rest in peace Oreo. You touched a lot of hearts in your little life. Our family will miss you very much. pic.twitter.com/0Ar9Sr5kpz
— Karen Pence (@SecondLady) 2017年6月10日
空に昇ったお前に会いたい
昨年11月の米大統領選挙の直前には、ビーグル犬のマーべリックが亡くなった。「今日は心が重い。昨夜、13歳のビーグルが静かに息を引き取った。マーべリックよ、安らかに。お前に会いたい」と、ペンス夫人はツイートした。
Heavy hearts today. Our beagle of 13 years passed away quietly last night. Rest In Peace, Maverick. We will miss you. pic.twitter.com/JPnFvsHB3Y
— Mike Pence (@mike_pence) 2016年10月26日
オレオの死後、ペンスの家族は新しい子犬と子猫──ハーリーとヘイゼル──をもらい、父の日のサプライズとしてペンスに贈った。
Heavy hearts today. Our beagle of 13 years passed away quietly last night. Rest In Peace, Maverick. We will miss you. pic.twitter.com/JPnFvsHB3Y
— Mike Pence (@mike_pence) 2016年10月26日
ちなみにペンス一家はウサギも飼っている。名前はマーロン・バンド。自分のインスタグラム・アカウントも持っている。シャーロッテはマーロンを題材に子供向けの本を書いている。『マーロン・バンドと副大統領のある日の出来事』というタイトルで、来年3月に発売予定だ。
Heavy hearts today. Our beagle of 13 years passed away quietly last night. Rest In Peace, Maverick. We will miss you. pic.twitter.com/JPnFvsHB3Y
— Mike Pence (@mike_pence) 2016年10月26日
ペンスが明らかに動物好きなのに対し、ドナルド・トランプ大統領は19世紀以来で初めてペットを飼わない大統領だ。動物たちを引き連れてワシントンにきたペンスのことを、「田舎者」とか「劣等」と見ている、という説もある。
【参考記事】トランプに拒絶された仔犬「パットン」
ペンスのペットが次々に亡くなったのは、ワシントン生活のストレスのせいかどうかはわからない。死んだ3匹はいずれもほぼ寿命だったので、少なくともトランプの呪いではなさそうだ。