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欧州イギリスとEU、ブレグジットの主要条件3分野で合意
12月8日、欧州委員会は、英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、移行時期や今後の通商関係に関する協議に移るにあたり、十分な進展があったと明らかにした。写真はユンケル欧州委員長(右)とメイ英首相、ブリュッセルで撮影(2017年 ロイター/Yves Herman)
欧州委員会は8日、英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、移行時期や今後の通商関係に関する協議に移るにあたり、十分な進展があったと明らかにした。
ユンケル欧州委員長は、英国のメイ首相との共同記者会見で「英政府の支援があることをメイ首相が確信させてくれた。われわれが必要としていた大きな進展があった。この結果は歩み寄りによるものだ」と説明した。また、メイ首相は、12月14日から始まるEU首脳会議で、正式な合意に達するとの見方を示した。
欧州委員会は、移行期間や貿易、英国とEUの長期的な関係を協議する第2段階の交渉に向けた作業にすぐに着手できると明らかにした。
英国が離脱後もEUとの貿易を混乱なく継続するためには、離脱後の通商協定や移行措置の協議入りが非常に重要だとみられていた。
英国とEUが発表した共同文書によると、英国のEU離脱交渉を巡り双方は、(1)清算金(2)在英EU市民と権利(3)アイルランドの国境問題──の3分野で合意に達した。
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