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米朝関係トランプ政権、対北朝鮮で外交努力継続「最初の爆弾落ちるまで」
10月15日、ティラーソン米国務長官(写真)は北朝鮮との緊張緩和に向け外交努力を続けるようトランプ大統領から指示があったと明らかにし、「外交努力は最初の爆弾が落ちるまで続ける」と述べた。国務省で13日撮影(2017年 ロイター/Mike Theiler)
ティラーソン米国務長官は15日、北朝鮮との緊張緩和に向け外交努力を続けるようトランプ大統領から指示があったと明らかにし、「外交努力は最初の爆弾が落ちるまで続ける」と述べた。
トランプ大統領はこれまでにツイッター上で、ティラーソン氏が「ロケットマン」と交渉しようとしているのは時間の無駄だとの考えを示唆する投稿をしているが、ティラーソン長官はCNNの番組で、大統領は「私に対し、外交努力の継続を求める考えを明確にした」と語った。
ティラーソン長官が北朝鮮への働き掛けを求めて中国と協議する中、米上院外交委員会のコーカー委員長はトランプ大統領のツイッターへの投稿について、ティラーソン長官と矛盾する言動を行い、外交交渉に障害をもたらしていると批判。
ティラーソン長官はトランプ大統領と中国の習近平国家主席との関係は極めて緊密で、中国が米国の立場を理解していると強調。「中国は米国の北朝鮮政策について全く困惑していない」と述べた。