小池百合子インタビュー「黒田日銀の政策、大きな方向転換不要」
2017年10月7日(土)10時59分
──黒田日銀総裁に対する評価は。現在の金融政策は継続されたほうがいいか。
「異次元金融緩和をこれまで進めてこられた。残念ながらデフレは治癒していない。しかし、大きく方向性を変える必要はないと思う」
「国があまりにも国債を買い過ぎているという問題もあるが、私が希望の党の政策に盛り込んでいるのは、3つの矢の3番目の成長戦略があまりにも弱いということ。特区の活用などが総理のお友達の問題でスローダウンしている」
──日銀の今の方向性を支持するか。
「支持する」
──次の日銀総裁はどういう資格を持つべきか。
「今の延長の部分はあろうかと思う。あまり急激に変えるということは、株式市場にも影響を与えるのではないか」
(宮崎亜巳、Linda Sieg、Megumi Lim 編集:田巻一彦)
[東京 6日 ロイター]
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