航空機リース市場をチャイナマネーが席巻、28%へ上昇 バブル懸念も
銀行関係者によると、独エアベルリンや英モナーク航空の破綻は利用者を怒らせたが、需要は高いため、資産は比較的早期に他社に売却された。
金利上昇や、中央銀行による景気刺激策の縮小も試練になるとみられる。刺激策により、多額の資金が航空業界に流れ込んでいたためだ。
モリス氏によると、航空機への投資家は歴史的に2桁のリターンを求めてきたが、現在はその多くが、1桁台半ばから後半での妥協を迫られている。同氏は「いまの低金利環境では容認できるかもしれないが、金利が上昇を始めた場合、リターンも拡大するだろうか。そうはいかないかもしれない」と述べた。
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