ハリケーン被災地にピンヒールで向かったメラニア
大統領専用機エアフォース・ワンに乗り込むトランプとメラニア Carlos Barria-REUTERS
<大型ハリケーンの甚大な被害を伝える報道が連日続いているが、ハリケーンに負けない程の強烈な爪痕を残したのがメラニアだ>
8月29日、大型ハリケーン「ハービー」の直撃を受けたテキサス州沿岸部コーパスクリスティと州都オースティンを、ドナルド・トランプ米大統領とともに訪問したメラニア夫人の訪問スタイルが嵐を巻き起こしている。
問題は、2人が被災地に向かう飛行機に乗り込むために報道陣の前に姿を現したときから始まった。そう、メラニアの足元がどうもおかしい。隣のトランプはいつもの赤ネクタイを封印。被災地訪問にふさわしい、黒のフード付きレインコート、茶色のブーツという地味な出で立ちなのに、メラニアはこの日、ピンヒールできめていた。
メディアは一斉に、このメラニアの「ピンヒール問題」を報じた。AFPは、ライターのマリア・デルルッソのツイートを引用し、メラニアのスタイルを「洪水パトロール・バービー」と揶揄した。ニューヨーク・タイムズ紙は、TPOをわきまえないメラニアの着こなしが、トランプ政権と世間一般とのズレを象徴している、と指摘した。
(マリア・デルルッソのツイート)Melania over here looking like Flood Watch Barbie. Pretty sure Loubs aren't waterproof, babes. https://t.co/XCAexsWpsc
— Maria Del Russo (@maria_delrusso) 2017年8月29日
【参考記事】【写真特集】ヒューストンを襲った記録的な豪雨と大洪水
【参考記事】あのジカ熱も?「ハービー」の被災者を感染症が襲う