サウジ国王、カタールからの巡礼者にB777型機7機をチャーター
2017年8月21日(月)16時30分
サウジアラビアは当初、カタール巡礼者の通行を認めていた。だが8月上旬、ハッジに向かっていたカタールの巡礼者が通行を妨害されたと、カタールがサウジアラビアを非難。対するサウジアラビアは、イスラム教の聖地を冒涜する「宣戦布告」だとして、カタールを非難した。
カタールとサウジアラビアの仲たがいは日々、宗教対立の様相を呈するようになっていった。その流れを変えたのが、ムハンマド皇太子とシェイク・アブドラの会談だった。
カタール政府は会談からできるだけ距離を置き、これが政治問題にするのを避けた。あるカタール政府関係筋によれば、ジェッダを訪問したシェイク・アブドラは、カタール政府の特使というより、むしろ私人の立場で振る舞っていたという。
(翻訳:河原里香)
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