最新記事

韓国大統領選

アメコミからポケモンまで、韓国の大統領選は世界一面白い!

2017年5月10日(水)18時00分
シャノン・シュワイツァー

SBSより

<9日に行われた韓国大統領選。白熱したのはテレビの世界のほうだった?>

火曜に大統領選の投票日を迎えた韓国のテレビ業界は、少しでも視聴率を上げようとこれまでにないほど選挙報道に力を入れていた。

韓国大手メディアのSBSとMBCニュースは、対戦格闘ゲームの「ストリートファイター」や映画『ロッキー』、「ポケモン」など人気のキャラクターを使った加工映像を多用した。

ネットで最も話題になったのは、SBSが製作した海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』をまねて選挙結果を発表したアニメーション。候補者をゲームの登場人物に見立てて得票率を発表した。

【参考記事】韓国大統領選は文在寅が圧勝 9年ぶりの革新政権誕生

対戦コーナー




2017年対戦ゲーム


MBCは、最大野党「共に民主党」の文在寅(以下、ムン・ジェイン)と「国民の党」の安哲秀(以下、アン・チョルス)を運転手にしたカーレースのアニメーションを流した。

これが韓国の選挙報道。他の国は退屈だ。


「君に決めた!」(ポケモンでお決まりのセリフ)。SBSはモンスターボールを使って地域ごとの得票状況を報じた。


もうひとつSBSからロッキーをもじった動画。ムン・ジェインがライバルの保守系旧与党「自由韓国党」の洪準杓(以下、ホン・ジュンピョ)をノックアウト。表示されたセコンドのカウントと得票率は43%だった。

SBSがロッキーをテーマに選挙報道している
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米公共放送への政府資金打ち切り、トランプ氏が期待 

ワールド

豪CPI、2月は前年比+2.4%に鈍化 予想下回る

ワールド

ロシア産原油の制裁解除、道のり長い=スイス石油4商

ビジネス

海外動向など「不確実性高い」、物価に上下のリスク=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取締役会はマスクCEOを辞めさせろ」
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「トランプが変えた世界」を30年前に描いていた...あ…
  • 5
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 6
    トランプ批判で入国拒否も?...米空港で広がる「スマ…
  • 7
    老化を遅らせる食事法...細胞を大掃除する「断続的フ…
  • 8
    「悪循環」中国の飲食店に大倒産時代が到来...デフレ…
  • 9
    【クイズ】アメリカで「ネズミが大量発生している」…
  • 10
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 5
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 6
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 7
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「レアアース」の生産量が多…
  • 10
    古代ギリシャの沈没船から発見された世界最古の「コ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中