プーチンのロシアでは珍しくない凄惨なテロ<年表>
2017年4月4日(火)17時30分
2009年8月:イングーシ共和国南部にある最大の都市ナズランで、自爆テロ犯1人が爆発物を積んだトラックで警察署に突入。20人が死亡、138人が負傷した。
2010年3月:自爆テロ犯2人が、チェチェンの隣国ダゲスタン共和国の地下鉄駅で自爆し、40人が死亡した。
2013年12月:自爆テロ犯2人が、ロシアのヴォルゴグラード(元スターリングラード)で連続爆破事件を起こし、少なくとも30人が死亡した。ソチで2014年冬季オリンピックが開幕するおよそ1カ月前の出来事だった。
2015年10月:ロシアのエアバスA321型機がエジプトを離陸後、シナイ半島上空で爆発し、乗員乗客224人が死亡した。のちにISIS(自称イスラム国)が犯行声明を出した。
2016年12月:シリアに向かっていたロシア軍機がソチ近くの黒海に墜落し、乗員乗客92名が死亡した。乗客の多くは軍の音楽隊メンバーで、シリアにあるロシア空軍基地で新年を祝うコンサートを開催する予定だった。爆発物らしきものはまだ発見されていないが、当局はテロである可能性を否定しておらず、捜査は現在も続いている。
(翻訳:ガリレオ)
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