ヒラリー・クリントン公職復帰?「準備はできている」
大統領選後、クリントンは公の場ではまだトランプとやり合っていないが、ソーシャルメディアではトランプに批判的な意見を支持してきた。中東・アフリカ7カ国の国民の入国を禁止したトランプの最初の入国禁止令に全米で抗議活動が広がった1月28日、クリントンはツイッターにこう投稿した。「今夜国中に集結して私たちの価値観や憲法を守ろうとする人々の側に私は立つ。この大統領令は本来の私たちではない」
米連邦地裁が大統領令の効力を停止した後も、ツイッターで「恐怖と敵意を助長する」と批判。急増するヘイトクライムやユダヤ人を狙った暴力行為に対して、トランプが率先して止めるよう呼びかけねばならないと繰り返し訴えた。
金曜のツイートにはクリントンらしさが戻っていた。「私が今日学んだこと」というコメントを添えて、国務省の政策アドバイサーを務めたフィリッペ・レインズの投稿をリツイートした。それはトランプを嘲るこんな投稿だった。「ロシア人はスパイをする。医療保険は複雑だ。外交は骨が折れる。知らなかった!」