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トラベルノルウェー・エアシャトル、人気の大西洋路線片道最低65ドルに設定
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2月23日、欧州の格安航空会社(LCC)、ノルウェー・エアシャトルは、欧米間で新たに就航させる10路線について、最低片道運賃を65ドルに設定すると発表した。旅客獲得競争でライバル各社に攻勢をかける狙いがある。写真は2015年3月ストックホルム・アーランダ国際空港に停まる同機(2017年 ロイター/Johan Nilsson)
欧州の格安航空会社(LCC)、ノルウェー・エアシャトルは23日、欧米間で新たに就航させる10路線について、最低片道運賃を65ドルに設定すると発表した。旅客獲得競争でライバル各社に攻勢をかける狙いがある。
ノルウェー・エアシャトルのアイルランド子会社は昨年12月、米運輸省から大西洋路線の許可を取得。これを受け、6月半ばから米国への乗り入れを開始する。
同社によると、65ドルの片道運賃を適用するのは、ニューヨーク州の小規模空港とロードアイランド州プロビデンス、コネティカット州ハートフォードから北アイルランドのベルファスト、ダブリン、英スコットランドのエジンバラなどを結ぶ路線だ。
米国の既存航空会社は対抗上、限定的な運賃引き下げや低価格志向の顧客向けの座席増などを迫られている。欧州の航空会社の間でも、低運賃の大西洋路線を新たに開設する動きが出ている。
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