愛犬とのキスは危険がいっぱい
2016年11月30日(水)10時00分
猫から人間に感染する病気の1つが「猫引っかき病」だ。猫に傷口をなめられたり、爪で引っかかれたり、かまれたりすることで感染するバクテリア感染症で、リンパ節が腫れ、発熱が続くなどの症状が出る。米疾病対策センター(CDC)の最近の報告によれば、患者は増加傾向にあるようだ。特に症例が多いのは、5~9歳の子供がいる家庭だという。
CDCによれば、猫引っかき病はノミを媒介して猫に感染するため、最善の感染予防策は飼い猫のノミ駆除を怠らず、猫を家の外ではなく中で飼うことだという。猫と遊んだ後にしっかり手洗いを励行することも効果がある。
いくらペットを愛しているといっても、病気のリスクに目を閉ざすのは賢明でない。ペットとの幸せな生活を送るためにも、感染症対策はお忘れなく。
[2016年11月29日号掲載]
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