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暗雲漂うリオ五輪を襲った7つの嫌なニュース

2016年7月19日(火)15時40分
ウィル・カレス

【5】ビーチのバラバラ死体
 リオの観光名所コパカバーナのビーチで、切断された人体の一部が発見された。場所は五輪のビーチバレー会場に近く、若者か女性のものとみられる。

【6】選手が白昼に襲われる
 パラリンピック出場予定のオーストラリアの選手たちが先月、白昼のリオで襲われた。練習帰りの選手と理学療法士が2人組の強盗に銃を突き付けられ、自転車を奪われている。5月にも、ブラジルに滞在していたスペインのセーリング選手が強盗に襲われる事件が起きた。

【参考記事】リオ五輪開幕迫るなか、ブラジル税関職員が無期限スト突入

【7】関係者が「大失敗」の可能性に言及
 リオデジャネイロ州のフランシスコ・ドルネレス知事代行は最近、現地メディアに深刻な資金不足を訴えた。「素晴らしい大会にもできるが、一定の措置を取らなければ大失敗に終わる恐れもある」と、政府に8億8000万ドルの緊急援助を求めた。

【番外】幻のインコ目撃
 1つだけ、いいニュースを。リオが舞台のアニメ映画『ブルー 初めての空へ』(11年)は、絶滅危惧種のアオコンゴウインコが主役だが、先週ブラジル北西部のバイア州でこの鳥が目撃された。

「幻の鳥」の再来という明るい知らせこそ、今のブラジルに必要なものだろう......。

From GlobalPost.com特約

[2016年7月19日号掲載]

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