イギリス国民投票は大接戦! EU離脱派・残留派が最後の訴え
また、TNSが22日公表した世論調査によると、離脱支持の残留支持に対するリードが2ポイントとなり、先週の7ポイントから縮小。
調査会社オピニウムが同日公表した世論調査でも、離脱を支持するとの回答が残留をわずかに1ポイント上回った。
ComResの調査結果を受け、ポンドが対米ドルで年初来高値に急伸した。
米投資銀行JPモルガンは22日、英国民投票をめぐる最近の各種世論調査を受け、残留支持が離脱支持を僅差で上回っているとの分析結果を明らかにした。
JPモルガンのエコノミスト、マルコム・バー氏は電子メールで「手元のデータに基づく当社の分析によると、今週発表された各種世論調査では残留派が離脱派を平均2%ポイントリード、未決定の票が約9%となっており、週間統計による当社のトレンド分析では残留派が0.6%ポイントリードしている」と指摘した。
また、主観的にみて、英国がEUを離脱する確率は約45%との見解を示した。
4650万人が投票資格を持つ今回の国民投票は23日0600GMT(日本時間午後3時)に開場し、同2100GMT(日本時間24日午前6時)に締め切られる。締め切り直後から開票が始まる。
382選挙区がそれぞれ投票用紙を集計し、無効票や郵送投票を含めた投票総数を発表する。日本時間24日午前7時半から同午前10時半に大半の選挙区が発表し、午後1時ごろに終了する見通し。
正式な投票結果が発表されるのは日本時間24日午後3時以降とみられる。