トランプのメキシコ系判事差別で共和党ドン引き
2016年6月8日(水)19時50分
「民主党候補のクリントンには反対だが、ドナルド・トランプの最近の発言、ヒスパニックや女性、私のような身体障害者に対する過去の発言も照らし合わせて考えると、もう限界だ」と、カークは言う。「私の選挙や共和党にどのような影響が及ぼうと関係ない。私は共和党の大統領候補を支持できないし、今後も支持するつもりはない」
主張や信条などの明らかな相違にもかかわらず、先週になってようやくトランプ支持を表明したばかりの共和党の大物、ポール・ライアン下院議長は、今回のトランプ発言に関しては、候補者本人が人種差別主義者であるか否かは別にして「教科書的な人種差別発言」「遺憾」としながらも、トランプ支持は変えないという苦しい説明をしている。
【参考記事】トランプに「屈服」したライアン米下院議長の不安な将来
共和党の大統領候補として人種差別主義者のトランプを支持するという苦渋の決断は、早くも党の存立基盤を揺るがし始めたのか。
最後に、クリエルの父親はメキシコ人だが、トランプの母親がスコットランドからアメリカに移住するより前からアメリカに定住している。
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