最新記事

2016米大統領選

共和党予備選はNY州圧勝でトランプに弾み、クルーズは決選投票へ期待

指名争いは共和トランプ、民主クリントンが王手をかけるが、ライバルは最後の逆転狙う

2016年4月21日(木)19時50分

4月20日、米大統領選に向けた共和党候補指名争いでトップを走る不動産王のドナルド・トランプ氏が、19日のニューヨーク州予備選で圧勝し指名獲得へ弾みをつける中、ライバル候補のテッド・クルーズ上院議員は、全国大会での決選投票が唯一の巻き返しのチャンスと捉えている。写真はニューヨークで19日撮影(2016年 ロイター/Shannon Stapleton)

 米大統領選に向けた共和党候補指名争いでトップを走る不動産王のドナルド・トランプ氏が、19日のニューヨーク州予備選で圧勝し指名獲得へ弾みをつける中、ライバル候補のテッド・クルーズ上院議員は、全国大会での決選投票が唯一の巻き返しのチャンスと捉えている。

 トランプ氏は2週間前のウィスコンシン州での敗北から勢いを取り戻し、次のヤマ場である26日の東部5州での予備選に臨む。

 同氏は20日、「テッド・クルーズは数学的に見てレースに勝てない」とツイート。「彼が今できることは妨害することだけ。私はヒラリーに勝つ」と意気込んだ。

 一方、クルーズ氏は、フロリダ州ハリウッドで行われた共和党全国委員会の会合の合間に記者会見し、自身もトランプ氏も過半数代議員を確保できず、指名獲得は7月18日からの全国大会での決選投票に持ち込まれるとの見方を示した。

 共和党の代議員総数は2472人で、過半数は1237人。

 APによると、ニューヨーク州予備選後の獲得代議員数はトランプ氏が845人、クルーズ氏が559人、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事は147人。

 26日の予備選での共和党の代議員数は172人。

クリントン氏対トランプ氏

 民主党のニューヨーク州予備選は、ヒラリー・クリントン前国務長官が勝利し、バーニー・サンダース上院議員の最近の連勝に歯止めを掛けた。

 クリントン氏とトランプ氏がそれぞれの党の候補となったと仮定してロイター/イプソスが実施した世論調査では、クリントン氏の支持率が45%とトランプ氏の35%を大きく上回った。

 調査は4月15─19日に1334人を対象に実施。誤差はプラス/マイナス3.1ポイント。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日本のインフレ率は2%で持続へ、成長リスクは下方に

ビジネス

三菱商事、26年3月期に最大1兆円の自社株買い 年

ワールド

韓国、関税巡り米当局者との協議模索 企業に緊急支援

ビジネス

トランプ関税で実効税率17%に、製造業「広範に混乱
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台になった遺跡で、映画そっくりの「聖杯」が発掘される
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 7
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 8
    アメリカで「最古の銃」発見...いったい誰が何のため…
  • 9
    博士課程の奨学金受給者の約4割が留学生、問題は日…
  • 10
    トランプ政権でついに「内ゲバ」が始まる...シグナル…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 6
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 7
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 8
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 9
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中