同性愛の客室乗務員がなぜ、同性愛は死刑のイランに飛ばなければならないのか
2016年4月18日(月)18時30分
イランと欧米の関係が改善し、経済制裁は緩和されても、イランの人権状況が改善したわけではない。先週末には5人の死刑囚が絞首刑になったし、昨年は麻薬絡みで66人が絞首刑になっている。うち4人は未成年だった。
エールフランスとKLMオランダ航空の親会社であるエールフランス/KLMのLGBT労働組合も、ミスター・ロウレントの嘆願には異議があるという。セバスチャン・ギドン幹事長によれば、エールフランス/KLMとその子会社は、LGBTの権利などなく「下手をすると死刑にされかねない」多くの国へも行かなければならない。「イランの人権状況は酷いもので衝撃的だが、それでも組合としては性的志向に基づく乗務員リストは作りたくない」
ミスター・ロウレントはさらに多くの署名を集め続けるしかないようだ。
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