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警官に射殺された黒人青年、直前に3度警察に助けを求めていた
2016年1月27日(水)16時02分
クイントニオは北イリノイ大学で電気工学を学ぶ2年生で、冬期休暇で実家に帰省中だった。母親は「優秀な学生だった」と話す。親族によれば、精神疾患を患っていたことがあり、大学警察の記録でも、ここ数カ月おかしな行動を取っていたとされている。
シカゴでは11月下旬、別の射殺事件をめぐり、警察への激しい抗議運動が起こったばかりだった。2014年10月に起きた事件だが、白人の警察官が黒人のティーンエイジャーを16回撃って死亡させた(撃った警察官は第一級殺人で起訴された)。そのビデオ映像が1年を経て公開されたのだ。
警察の不法行為だけでなく、隠蔽体質を露呈させた2つの事件。クイントニオの遺族は不法死亡訴訟を起こしている。
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