幼児の溺死写真が大きな波紋、難民流入問題でEU協議へ
2015年9月3日(木)15時40分
EUの「ダブリン協定」では、難民申請はEU内で最初に到着した国で行うことになっており、手続きが終わるまで滞在しなければならない。ただ、大半の難民が到着するイタリアやギリシャ、ハンガリーでは、いまだかつてない規模に膨れ上がっている申請を処理するのは不可能だとしている。
ドイツは、最初に到着したEU加盟国がどこかであろうと、シリア難民を受け入れる方針を示しており、近隣諸国は、有効な書類を持たずにドイツに向かう難民を通過させるか、もしくは移動を禁止するかの選択をめぐって混乱している。
ユンケル欧州委員長は来週の欧州議会での一般教書演説で、難民対策についても発言するとみられている。また、9月14日には、難民問題を協議するためEUの臨時の内相・法相理事会が開かれる予定。
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