ホルモンを整える「ヘルシーな食べ物」とは?...専門家に聞く
Foods That Help Gynecological Health, According to Experts
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<食品に含まれる栄養素は、ホルモンバランス、リプロダクティブ・ヘルス(生殖の健康)に寄与する...>
衛生管理と安全な性行為は膣の健康を維持する上で重要だが、食べ物も重要な役割を果たす。
「私たちが何を食べるかは、婦人科の健康に非常に大きな影響を与えます」と述べるのは、『It's Not You, It's Your Hormones(あなたのせいではなく、ホルモンのせい)』の著者であり、女性の健康を専門とする栄養療法士[食事療法を行う専門家]のニッキー・ウィリアムズ氏だ。
「食品に含まれる栄養素は、ホルモンバランス、リプロダクティブ・ヘルス(生殖の健康)、そして月経周期に寄与します。これによりPMS(月経前症候群)による痛みなどの症状を軽減し、妊娠しやすい体にします」
健康的な状態と問題ある状態
婦人科系で健康的な状態とは、ホルモンがバランスがよく保たれ、規則的な月経があり、感染症にかかっていない快適な周期を指すという。
一方で、不健康な状態は、月経不順や無月経、重度のPMS、感染症などがあり、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、子宮内膜症、不妊なども伴う可能性がある。
「砂糖や精製された炭水化物、加工食品、ジャンクフードが多い食事は、ホルモンや血糖値を乱し、症状を悪化させ、炎症を悪化させる可能性があります」とウィリアムズ氏はさらに指摘する。
「十分に食べないことは月経周期を乱し、生理不順や無月経を引き起こす可能性がある」と述べるのは同じく栄養療法士であるカリン・ステファン氏だ。