最新記事

映画俳優

マーゴット・ロビー「マタニティビキニ」を巡って議論白熱...妊娠中の「リアルな体型変化」を堂々披露で話題に

2024年10月01日(火)19時10分
千歳香奈子
マーゴット・ロビー

マーゴット・ロビー(4月13日、ロサンゼルス) Featureflash Photo Agency-Shutterstock

<イタリアでのバカンス中に撮影されたマーゴット・ロビーの水着ショットに心ない体型批判コメントが。人気インフルエンサーが反論すると、多くの女性がこれを支持した>

世界でもっとも有名なファッションドール・バービーを実写映画化した『バービー』に主演して一世を風靡し、現在第1子を妊娠中の女優マーゴット・ロビーが、バカンス先で披露したセクシーな妊婦ビキニルックを巡ってネットをざわつかせている。

【写真】バカンス先で大胆露出! マーゴット・ロビーの「セクシー」で「ゴージャス」なマタニティビキニ姿

8月下旬に夫で映画プロデューサーのトム・アッカーリーとイタリアのサルデーニャ島を訪れたマーゴットは、大きく膨らんだお腹を大胆に露出するビキニ姿がパパラッチされ、話題を呼んだ。ジェットスキーにも挑戦するなど出産前に夫婦水入らずのひと時を過ごしたマーゴットは、ホルターネックの黒いツーピースを着用し、妊婦体型を堂々と披露。

幸せそうな笑みを浮かべていたが、ネットでは「信じられない。完璧なスタイルが台無しだ」「太りすぎ」「体型が崩れている」「もう終わりだ」「セクシーじゃない」など批判が殺到。それに対し同性ファンからは、「女性は妊娠してはいけないってこと?」「妊婦の彼女はとてもきれい」など反論コメントが相次ぎ、マタニティビキニを巡る議論が白熱していた。

擁護の声が続々...当の本人は?

そんな中、批判の多くは男性からだったことに着目したイギリスの人気インフルエンサーが、それらのコメントを読み上げ、「女性軽視」だと意見する動画をインスタグラムに投稿。マーゴットを「地球上最も美しい女性」だと評し、「勝ち目はないのだから、有害な基準から自分たちを解放し、外見以外のことに注意を向けた方がいい」と述べ、悪意あるネット荒らしだと非難した。

この動画は18万を超える「いいね」を得るなど、女性ファンを中心に大きな反響を呼んだ。「こういうコメントをする人たちに限って、家族がいたりする」「男性は私たちが子どもを欲しがらないことを憎み、子どもを妊娠していることを憎む。ダブルスタンダードだ」「彼女は子どもを産んで育てるのに、体型を変えずにそれをどうやってやれというの?」「体型の変化を人々が分析することなく、休暇を楽しむことが許されるべき」など、マーゴットを擁護する声が続々と寄せられている。

当のマーゴットは批判について沈黙を貫いているが、最近も誹謗中傷に反論するかのように、腹部がシースルー素材になった体にぴったりフィットするトップスを着用して外出している。妊娠中のリアルな体型変化を堂々と披露するマーゴットに勇気づけられた女性は多く、「ゴージャス」「とてもセクシー」と称賛が寄せられている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

20250121issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年1月21日号(1月15日発売)は「トランプ新政権ガイド」特集。1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響を読む


※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:フィリピンの「ごみゼロ」宣言、達成は非正

ワールド

イスラエル政府、ガザ停戦合意を正式承認 19日発効

ビジネス

米国株式市場=反発、トランプ氏就任控え 半導体株が

ワールド

ロシア・イラン大統領、戦略条約締結 20年協定で防
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    「男性に守られるだけのヒロイン像」は絶滅?...韓ド…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「ショート丈」流行ファッションが腰痛の原因に...医…

  • 1

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 2

    タンポンに有害物質が含まれている...鉛やヒ素を研究…

  • 3

    「ショート丈」流行ファッションが腰痛の原因に...医…

  • 4

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 5

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 1

    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」…

  • 2

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 3

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 4

    キャサリン妃の「結婚前からの大変身」が話題に...「…

  • 5

    韓国Z世代の人気ラッパー、イ・ヨンジが語った「Small …

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:トランプ新政権ガイド

特集:トランプ新政権ガイド

2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?