セレーナ・ゴメス、体型批判をインスタライブで笑い飛ばす「休暇を楽しんだから今は少し大きい」
第80回ゴールデン・グローブ賞授賞式に出席したセレーナ・ゴメス(1月10日、ビバリーヒルズ) Mario Anzuoni-REUTERS
<ゴールデン・グローブ賞の授賞式で披露したドレス姿に「太った」という批判が多数寄せられるも、一緒に出席した妹とのインスタライブで「年末年始の休暇を楽しんでいたから」と笑い飛ばし、称賛を浴びている>
体型や容姿など人の見た目を批判したり、馬鹿にするなどの行為「ボディシェイミング」は、SNSが発達した昨今、大きな社会問題となっているが、まだまだセレブは「スリムな体型」であることが当たり前で、それが美の基準だと考えている人も少なくない。リゾの活躍などもあり、ここ数年で体型に関する世間の考え方に変化が表れているが、ボディシェイミングの被害に遭うハリウッドセレブは後を絶たない。
これまでも度々「太った」などと体型批判を受けてきたセレーナ・ゴメスが、10日に開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式に出席した際の姿がネットで酷評されたことに対し、「年末年始の休暇を楽しんでいたから、今は少し大きくなっているだけ」と笑い飛ばし、称賛を浴びている。
体重が増加しやすいのは難病治療の影響も
ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』でテレビ部門(コメディ・ミュージカル部門)の主演女優賞にノミネートされたセレーナは、9歳の妹グレイシーちゃんを伴ってレッドカーペットに登場。紫の大きく膨らんだ袖が特徴的な肩が大きく開いた黒のヴァレンティノのドレスを着用していたセレーナに対し、体型を批判する声がネットに多く寄せられた。
【写真】肩の大きく開いたドレスでゴールデン・グローブ賞授賞式に登場したセレーナ・ゴメス
これを受け、授賞式後にインスタグラムでライブ配信を決行。(休暇を楽しんで少し大きくなった、ということについて)隣に座るグレイシーちゃんに「そうだよね?」と同意を求め、大きくうなずく妹を見て嬉しそうに笑い、その後はマイリー・サイラスの楽曲『Do My Thang』の歌詞に合わせて「But we don't care(でも気にしない)」と歌い、批判を笑顔で跳ねのけた。
セレーナはその年末年始の休暇で訪れたメキシコのリゾート地でも、セクシーなビキニ姿がパパラッチされ、「もっと痩せるべき」「また太ったみたい」など辛らつなコメントが寄せられていた。こうした批判を度々受けてきたセレーナは、難病の全身性エリテマトーデスの治療の影響で体重が増加しやすいことも明かしており、健康と向き合うことで自身のボディイメージついて考えるようになったと話している。
最近もハンバーガーショップでジャンクフードをたくさんオーダーしたことを明かし、「体重はもう気にしていない。ありのままで完璧」とTikTokで語り、ボディシェイミングに悩む人々を勇気づけた。また、10代の頃からオンとオフを繰り返してきたジャスティン・ビーバーと交際していた頃は痩せていたと投稿したTikTokerに反論したこともある。