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マクロビ資格「マクロビオティックマイスター」資格取得で食事法だけでなく生活習慣も見直す

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2022年07月19日(火)11時00分
マクロビオティックの食事

<健康志向が高まるなか玄米を主食とする「マクロビオティック」が注目されているが、日本から生まれた健康的な食事方法ということを知らない人もいるだろう。マクロビオティックの基本となる食生活について資格とともに紹介する>

マクロビオティックとは

調理前の食材を並べた女性

「マクロビオティック」は食事と関連して語られることが多いが、根底にあるのは自然に即した生き方をしようという考え方である。季節に応じ、その土地で取れる食べ物をまるごといただくというのが、マクロビオティックの基本理念だ。

その土地で育った食べ物をいただくというのは「地産地消」の考え方にも通じ、マクロビオティックの考え方が自然と浸透してきたともいえるかもしれない。

その理論を具体的に生活に取り入れる方法が、食事法だ。一言で表すと、玄米を主食に豆類・野菜・海藻類を中心とした食生活になる。はじめに櫻澤如一(さくらざわゆきかず)氏が提唱し、海外にも広めていった理論でハリウッドスターやセレブリティにも支持されるなど主に欧米で人気となったが、健康志向が高まっている近年では日本でも再評価されている。

マクロビオティックをコンセプトにしたカフェやレストランが次々に登場し、スーパーやコンビニで並ぶ食品やお菓子のパッケージでも目にする機会は増えている。もともとは和食を発端とした食事法ということもあり、日本人の体にも合っている考え方だ。

マクロビオティックの具体的な取り入れ方

マクロビオティックの食事

マクロビオティックを実践するためには、「ご飯を食べる」ことが重要視される。マクロビオティックの考えでは、ご飯をしっかり食べることが大切であるとされているためだ。まず食事メニューは、玄米ご飯を中心に組み立てる。食事の半分はご飯などの穀類にして、残りの半分をおかずにする。

肉類や乳製品、卵、大型の魚を控えて、おかずはなるべく近隣の土地で取れる旬の野菜や豆類、海藻類を中心にして作る。野菜は種や皮まで、すべて料理することも大切な要素だ。そして調味料も一般的に広く用いられている砂糖の使用を控え、天然食材に含まれるメープルシロップや米から作られる米飴等で代用するのが望ましい。

具体的に説明すると、日本古来の食生活に根差していることを納得するだろう。このようにヘルシーな食生活を実践することで、肉料理が主役になりがちな欧米型の食事を摂っていた人は、ダイエット効果が期待できるのだ。

マクロビオティックの資格とは

マクロビオティックの資格を取得した女性のイメージ

玄米が主役というと簡単に取り入れられそうだが、安易に半端な知識で問い入れるのは避けるべきだ。マクロビオティックについて学ぶなら独学ではなく理論を体系的に学び、資格取得という目標を持って取組むのがおすすめだ。通信講座であれば、勉強することで日本安全食料料理協会(JSFCA)の「マクロビオティックマイスター」と日本インストラクター技術協会(JIA)の「マクロビソムリエ」が取得できる。

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