ほんの数分で解雇を言い渡された記者は言う。今こそ副業を探せ!
Everyone Needs a Side Hustle
2020年10月27日(火)18時05分
最後に、報酬を得る段階だ。おそらく、最初から高価格を付けることはできないだろう。でもお試しした友人たちから新たな顧客の紹介を受ける頃には、あなたは副業からちょっとした収入を得ているはず。技術と自信を高め、満足してくれる顧客が増えるにつれて、報酬も上げられるようになる。
私はこれまで多角的な収入源を開拓してきた。ビジネススクールで教え、講演を行い、本を書き、管理職コーチングやオンライン講習なども行っている。コロナ禍のような混乱が起きたとき、この多様性はレジリエンス(立ち直り力)を生む。私の場合、講演の仕事は干上がったが、オンライン講座は飛躍的に伸びた。
変化は確実に訪れている。「安定した仕事」を持つ人も含め、全ての労働者にとって最善のキャリア安全保証は、未来の収入の一翼を担う副業を今すぐ開拓しておくことだ。
11月3日号(10月27日発売)は「ドイツ妄信の罠」特集。歴史問題、経済、外交......「日本はドイツを見習え」はどこまで正しいか。
[2020年9月22日号掲載]