最新記事

インタビュー

「男性の匂いカタログ」運営者に聞く、「男の中の男」の匂いの世界

The “Essence of Man”

2020年05月26日(火)15時50分
ニューズウィーク日本版編集部

――フレーズ集めの方法は?

月に20冊くらいロマンス小説を読んでいる。読み終えたら、タイトルや著者などを記録しておく。キンドルで読んでいるので、ハイライト機能でマーカーを引き、男性の匂いカタログの頭文字を取ってMSCとメモしておく。性器を表すおかしな表現など、ほかのフレーズもまた集め始めた。例えば「ベルベットに包まれた、彼の鋼鉄の棒」とか。

――そういう凝り過ぎた表現があるから、ロマンス小説は物笑いの種になったりする。ロマンス小説をコケにするような風潮をどう思う?

読んだこともない人たちが笑いものにするのはどうかと思う。「心奪われる素敵な展開もある」と言いたい。笑ってしまうような表現もあるけど、私はロマンス小説に夢中。

――男性の体臭を表すフレーズについて、あなたのパートナーは何と言っている?

すごく面白がっている。「僕の匂いを3段階で表現すると?」なんて聞いてくる。

――で、どう答える?

「ごめん。今は鼻が詰まっていて分からない」って。

© 2020, Slate


20200602issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年6月2日号(5月25日発売)は「コロナ不況に勝つ 最新ミクロ経済学」特集。行動経済学、オークション、ゲーム理論、ダイナミック・プライシング......生活と資産を守る経済学。不況、品不足、雇用不安はこう乗り切れ。

[2020年5月26日号掲載]

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    メーガン妃からキャサリン妃への「同情発言」が話題…

  • 4

    「ポリコレ」ディズニーに猛反発...保守派が制作する…

  • 5

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 3

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 4

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 5

    メーガン妃からキャサリン妃への「同情発言」が話題…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    メーガン妃からキャサリン妃への「同情発言」が話題…

  • 3

    「ハイヒールを履いた独裁者」メーガン妃による新た…

  • 4

    「ポリコレ」ディズニーに猛反発...保守派が制作する…

  • 5

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:ウクライナが停戦する日

特集:ウクライナが停戦する日

2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は