女優としての評価はイマイチなメーガン妃が、俳優業に復帰した場合に起きること
Meghan Markle’s Career Expect
匿名を条件にメーガンの評価が赤裸々に語られた TOBY MELVILLEーREUTERS
<英王室を「離脱」後にハリウッド復帰を果たした場合のキャリアとギャラの見通しをキャスティングの専門家に聞く>
英王室のメンバーを外れ、この春から公務には就かないことが決まったイギリスのヘンリー王子とメーガン妃。経済的にも独立したい意向を明らかにしている。
となると、メーガンの俳優業への復帰はあるのだろうか。
女優として非常に知名度が高かったわけではないものの、人気ドラマ『SUITS/スーツ』にレギュラー出演していたメーガン。最近ではナレーションの仕事でディズニーと契約したとか、王子がメーガンをディズニーのトップに売り込んでいたとも報じられている。
そこでロサンゼルスを本拠にキャスティング関連の仕事をしている3人に、メーガンの女優復帰シナリオを匿名で予測してもらった。
――女優としてのメーガンへの評価は?
「厳しい言い方だが、私は彼女を女優だと思ったことはない。ただ、人間としての彼女も、彼女が体現している価値観も素晴らしい。ハリウッドに返り咲くなら、演技の仕事ではなく(テレビの)パーソナリティーとして復帰するのが一番。私としては彼女に、演技の才能があると思ったことはない」
「彼女はキャリアをきちんと積み上げてきた。これまで一貫してテレビ女優だった。『スーツ』ではしっかりしたモラルを持って恋する役を演じていたから、(女優を続けていれば)同じ路線の役への起用が検討されたかもしれない」
「彼女のことは知っているが、それは主に、マネジャー業をしていた元夫を通じてだ。彼とは知り合いで、婚約や結婚した時のことも覚えている。でも彼女は、さまざまな局面で起用を検討するような女優ではなかった」
――現時点でのキャリアの見込みは?
「ドラマの話題づくりのために、いろいろな形でゲスト出演の声が掛かるだろう。(連続ドラマにレギュラー出演する)時間が彼女にあるかどうかは分からない。1シーズンのドラマ(12~22話)の制作には普通、6カ月くらいかかる。動画配信会社やHBOの 作品であれば、俳優たちは拘束を嫌うからもっと短くなるが。本物の一流俳優なら、出演の上限は)6話という条件を契約に盛り込める。メーガンも自分の地位を利用して同じことを要求して認められるかもしれない」