NASAが監視する直径150メートル超えの「潜在的に危険な天体」とは?
NASA Tracking Building-Sized Asteroid Nearing Earth
NASAジェット推進研究所の地球近傍天体研究センター(CNEOS)は、地球軌道から460万マイル以内にある小惑星について、包括的なデータベースを管理している。460万マイル(約740キロメートル)とは、地球から月までの距離のおよそ19.5倍だ。
NASAは、高機能の天体望遠鏡とレーダー技術を駆使してこうした小惑星を追跡し、その軌道と潜在的リスクを注意深く観測している。
NASAは、この閾値に入る直径150メートル以上の物体すべてを「潜在的に危険な天体(PHO:potentially hazardous object)」と定義している。
地球を通過したばかりの2023 KUは、このサイズ分類を下回っていた。しかしNASAは、いずれ脅威をもたらす可能性があれば、小さめの小惑星であっても目を光らせている。
(翻訳:ガリレオ)

アマゾンに飛びます
2025年4月22日号(4月15日発売)は「トランプショック」特集。関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら