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進化生物学

セックスでも子育てでも「メスの優位」こそが社会的調和の要因...サルから学ぶ「男女平等のメリット」

ANIMAL INSTINCTS

2025年2月27日(木)15時20分
ネイサン・レンツ(ニューヨーク市立大学教授・進化生物学)

そして、少なくともこの2種では女性(メス)が社会的な力を持っている。これは最も奇妙な霊長類(ホモサピエンス)の社会でも、一部では見られる傾向だ。

ドウイロティティでもバーバリーマカクでも人間でも、女性(メス)が主導権を握ってさえいれば自然に調和と公平がもたらされる。そう考えてみるのも楽しい。


ネイサン・レンツ『性的進化:セックスとジェンダー、交配の5億年史』

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