最新記事
AI

「あと何日生きられる?」AIが示す寿命予測アプリ「Death Clock」

New App Uses AI to Predict When You'll Die

2024年12月19日(木)12時30分
フリン・ニコルズ

開発者のブレント・フランソンはブルームバーグの取材に対し、普通の生命保険数学よりも正確な予測ができるよう、5300万人の被験者を対象とした1200の寿命に関する研究データをAIに学習させたと説明した。

同アプリは寿命を延ばすための生活習慣の改善を提案し、自分が死ぬ日までに残された時間を示すカウントダウン時計を死神の画像と並べて表示する。

そんなゾッとさせる機能にもかかわらず、Death Clockの人気は高く、ブルームバーグによれば7月のリリース以来、ダウンロード数は12万5000回に達している。

「今秋初めの立ち上げ以来、このアプリへの関心は急上昇している! App Storeのヘルス&フィットネス部門で現在12位」と同アプリの広報は語り、「AIを使って70歳になった時の自分の姿を、良い習慣と悪い習慣の両方について正確に予測する」新機能の発表を予定していると付け加えた。

対象としているのは、生活習慣を改善して寿命を延ばすことに関心のあるユーザー。

こうした死期予測の進歩は、退職後の生活設計や将来のための貯蓄について、情報に基づき決定する役に立つとフランソンは言い、「人生の中で、自分が死ぬ日よりも大切な日は恐らくないだろう」と指摘する。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国産黒鉛に最大920%の関税を、米加業界団体が米

ビジネス

日経平均は5日続落、後半は下げ渋る 日銀利上げ見送

ワールド

中国石油消費、27年にピーク到達 ガソリン需要減で

ビジネス

実質金利極めて低い、経済・物価見通し実現していけば
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:アサド政権崩壊
特集:アサド政権崩壊
2024年12月24日号(12/17発売)

アサドの独裁国家があっけなく瓦解。新体制のシリアを世界は楽観視できるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達した...ここまで来るのに40年以上の歳月を要した
  • 2
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──ゼレンスキー
  • 3
    遠距離から超速で標的に到達、ウクライナの新型「ヘルミサイル」ドローンの量産加速
  • 4
    「制御不能」な災、黒煙に覆われた空...ロシア石油施…
  • 5
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 6
    電池交換も充電も不要に? ダイヤモンドが拓く「数千…
  • 7
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 8
    ウクライナ「ATACMS」攻撃を受けたロシア国内の航空…
  • 9
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 10
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 1
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式多連装ロケットシステム「BM-21グラート」をHIMARSで撃破の瞬間
  • 2
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いするかで「健康改善できる可能性」の研究
  • 3
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達した江戸の吉原・京の島原と並ぶ歓楽街はどこにあった?
  • 4
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達し…
  • 5
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 6
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 7
    電池交換も充電も不要に? ダイヤモンドが拓く「数千…
  • 8
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 9
    ウクライナ「ATACMS」攻撃を受けたロシア国内の航空…
  • 10
    【クイズ】アメリカにとって最大の貿易相手はどこの…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼンス維持はもはや困難か?
  • 4
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 5
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 6
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 7
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 8
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 9
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
  • 10
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中