【ノーベル賞受賞】AIの父・ジェフリー・ヒントン わずか3人の会社で起こしたブレイクスルー
ジェフリー・ヒントンは、ディープマインドの創設者であるデミス・ハサビスを、第二次世界大戦中にマンハッタン計画で米英カナダの技術者や科学者を取りまとめ、最初の原子爆弾を作ったロバート・オッペンハイマーになぞらえている。
「オッペンハイマーがマンハッタン計画を主導したように、ハサビスはアルファ碁を主導した。もしほかの人間が主導していたら、アルファ碁があれほど早くあれほど見事に完成することはなかっただろう」と。
時期は前後するが、2014年にはイーロン・マスクが、ディープマインドのような研究所で人工知能が驚異的な速さで進歩していることに、懸念を表明している。
「ディープマインドのようなグループに直接かかわる機会でもないかぎり、それがどれだけ速いかはわからないだろう。指数関数的な速さで進歩しているのだ。5年以内には、何かひどく危険なことが起きる可能性がある。長くても10年以内には。私は自分の知らない何かについて、でたらめを言って脅かしているわけではない......」
AIがもたらす負の側面にも目を向けるべきだとするのは、もちろんマスクだけではない。この技術があれば、フェイクニュースをAIが勝手に生成し、広く拡散してしまうことだって十分に考えられる。
無邪気に科学の発展を喜ぶことができないのは、歴史が証明している。AIは果たして人類にとって最良のものなのか。それを考えるのは人間の、あなたの仕事である。
『ジーニアス・メーカーズ――Google、Facebook、そして世界にAIをもたらした信念と情熱の物語』
ケイド・メッツ [著]
小金輝彦 [訳]
CCCメディアハウス[刊]
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

アマゾンに飛びます
2025年4月29日号(4月22日発売)は「独占取材 カンボジア国際詐欺」特集。タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
外資系アカウント向けのソリューション提案
ジョンソンコントロールズ株式会社
- 東京都
- 年収400万円~750万円
- 正社員
-
「セキュリティスタッフ」東京駅・皇居周辺の一流外資系企業・5つ星ホテル・高級ブランドショップの安全を守る仕事
株式会社ビーテックインターナショナル
- 東京都
- 月給26万円~40万円
- 正社員
-
週3在宅勤務/人事労務担当・リーダー候補 外資系企業の給与計算・社会保険/フレックス/年休124日
永峰・三島コンサルティング
- 東京都
- 年収400万円~700万円
- 正社員