パンや土、ワイン、コンクリートからも...地球上のあらゆるものが電力源に? 発電の先を行く「超小集電」の可能性
Electricity from Bread?

当然のように利用している電力への意識を変えるきっかけにしたいと中川は言う COURTESY OF TRIPOD DESIGN (2), RIE SAKAI (CENTER)
<「いざというときの生命維持装置」にも──水や土や食べ物などから電力を得る「超小集電」で、電力を自給自足するオフグリッドな暮らしを目指す>
土の入った容器に一対の電極を挿すと、LEDに小さな光がともった。土の種類を変えると光の点滅するリズムが変わり、まるで声を発しているようである。「土は生きている」という言葉を思い出す。
これは、東京都千代田区のトライポッド・デザインが開発した「超小集電」の技術。自然界に存在するものを媒体に、微小な電気を収集する。電力を生成する過程で二酸化炭素を一切排出しない上、天候・時間帯にも左右されない。まさに究極のクリーンエネルギーだ。
超小集電は、イオン化傾向が異なる2種類の金属を使って電気エネルギーを得るボルタ電池やダニエル電池の理論に沿って発想された。イオンになりやすいほうの金属がマイナス極で電子を発生させ、プラス極へ移動する際に電気が生成される仕組みだ。
同社代表取締役の中川聰によると、地球上に存在するあらゆる物質を用いて電気を取り出せる可能性がある。これまでに河川や土壌、パン、ワイン、コンクリートなど、3000種以上の物質が電解質として集電可能であることを実証した。
同社は独自の集電装置を開発し、効率的に集電することで、日常生活への活用を目指す。現在、スマートフォンへの充電が可能なレベルまで技術は向上している。
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