「なぜサステナビリティが必要なのか」を語れる力を育てる...和田 恵さんが学生に贈るSDGsキャリア成功の秘訣
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蟹江研究室の卒業生で現在はサステナビリティコンサルタントを務める和田 恵さん
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究修士課程修了後、大手シンクタンクに就職。その後、コンサルタントとして企業のサステナビリティ実装支援に携わる一方、NPOの理事や自治体の有識者委員を務める和田 恵さん。SDGsを研究する蟹江憲史教授の研究室で知見を深め、意思決定の場に「若者の声」を届け続ける彼女は、どんな社会を創ろうとしているのか。持続可能な未来を探る次世代の「ホンネ」に迫る。
──SDGsに興味を持ったきっかけを教えてください。
環境問題には幼少期から親しんでおり、中学・高校時代はこども国連環境会議推進協会(JUNEC)が主催するワークショップに通っていました。それまで企業は利益追求のためだけに活動しているものと思っていましたが、CSR(企業の社会的責任)に先進的な企業があると知り、興味を持ちました。
また、大学時代に第二外国語でアラビア語を専攻していたことから、中東に何度か足を運んだことがあります。特に印象に残っているのが、イスラエルにある死海の水位が年々低下しており、消滅の危機にあることです。主な原因は、農業用水確保のため、ヨルダン川からの流入が減っていること。日本にいると気づかない、「人間が地球環境を変えてしまっていること」を強く実感しました。
こうした経験から、慶應義塾大学 蟹江憲史教授のゼミに入ってSDGsを学ぶことを決めました。
──蟹江教授は、SDGsの採択以前から研究に取り組んできた第一人者です。和田さんたちは蟹江ゼミの一期生だそうですね。
ゼミが発足した2015年4月当時、SDGsは全く浸透しておらず、「これから世の中は大きく変わる」という先生の言葉も半信半疑で聞いていました。自分たちにとって遥か遠い国連の社会貢献に関する目標を、日本にいる企業や自治体が積極的に国内で取り組むのは難しいと思っていたためです。
しかし、同年9月の国連サミットでSDGsが採択され、徐々に企業や自治体が取り組み始めると、ゼミのメンバーも次第に「これはすごいことなのかもしれない」と気付き始めました。日本でも数十人しかSDGsを認識していなかった時代から、社会に浸透するまでを眺めてこられたことは、非常に貴重な経験だったと思います。
SDGsという言葉が登場するまで、多文化共生、環境、平和などさまざまな問題を1つのスキームで語れることはなかったように思います。「実現すれば、本当に社会は変わるかもしれない」と、期待に胸を膨らませたことを覚えています。
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