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歌唱中のミュージシャン、頭上から「巨大ゴキブリ」落下のハプニング...「奇跡のアドリブ」に称賛集まる

Man Tries To Film Wholesome Video—Horror at What He Captures Instead

2025年2月15日(土)13時33分
レイチェル・オコナー

驚きと怒りの気持ちを曲のメロディーに乗せる

26歳のピューは、本誌にこう話した。「このアパートに引っ越したとき、この部屋には火災報知器がなくて、穴があるだけだった。もちろん、それはたいてい危険信号だとはわかっているけど、自分は経済的に苦しいアーティストだし、この街で生き延びるという点からすると、この場所は、『もっと重要な』条件をすべて満たしていた」

「さいわい、ニューヨークの自分が住んでいるあたりでは、虫はたいして問題にならないできた。だから、この訪問者は驚きだった」

その驚きは動画にとらえられている。1月27日に公開された動画には、大きな声で熱心に歌っているピューの上に虫が落ちてくるところが映っている──だが、ピューは歌うのをやめずに、虫を罵りながらも歌い続ける。彼は曲のメロディーにあわせて、こう歌う。「たったいま、ゴキブリが天井からベッドに落ちてきた。いまどこにいる?」

そのあとカメラの向きが変わり、ベッドの上に置かれているズボンのなかにいる虫が映し出される。とうとうピューは歌をやめ、かわりに「やめてくれよ。冗談じゃない」と言いながら、カメラを上に向け、虫が落ちてきた穴を映し出す。

このパフォーマンスは、同じ曲を何回も撮影したあとだった。ピューは「(公開するのは)これでいこう、これ以上はできない」と判断した。

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