「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡眠術、「通説を覆す」理論を医師が解説
Why Wearing Socks to Bed Is More Important Than You think
靴下を履いて寝るべきではない人、リスク
靴下を履いて寝るべきかどうかは、人によって異なる。足が冷たい、または血行が悪い場合(レイノー症や糖尿病など)、靴下を履くことで快適さが増し、寝つきが良くなる可能性がある。
一方、暑がりの人は、靴下を履くと体温が上がりすぎて、睡眠の妨げになる恐れがあるという。
結局のところ、足は自動温度調節器のように体温を調節するが、快適さや個人の好みも重要な要素だ。カイラーは、寝る時に靴下を履く場合と履かない場合の両方を試し、どちらが快適に眠れるかを判断するべきだと助言する。
ただ、靴下を履いて寝ることによるリスクもある。足の専門医が運営するサイト「Keep On Your Feet」によると、睡眠時に靴下を履くと足が「呼吸」できなくなり、汗が溜まり、真菌症を発症する可能性が高まることがあるという。
靴下を履いて寝ることについて、ネット上ではさまざまな意見が寄せられている。
「靴下を履いていると寝つきが悪くなる」という「通説」を唱える人もいれば、「私の寝つきが良い理由が分かった。特に冬は靴下を履いて寝るのが好き」とコメントする人もいた。「私の足はいつも冷たいから、靴下を履く必要がある」との意見もある。
今夜、靴下を履いて寝るか、裸足で寝るか......。あなた個人が感じる快適さも考慮しながら考えてみてはいかがだろうか。