タフな名車DEFENDERで、北海道の室戸岬を巡る壮大な旅へ【次回ツアーの参加者募集中】
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北海道に別れを告げ本州・青森県上陸へ
DAY3は北海道を抜け、いよいよ本州・青森へ突入する。この日の朝で永田選手とは別れ、我々は朝の心地よい風を感じながらホテル目の前の洞爺湖へ。
清冽で自然豊かな洞爺湖は、約11万年前の噴火によって誕生した国内で3番目に大きなカルデラ湖であり、周囲は約43kmにも及ぶ。フェリーの時間も迫っているため、洞爺湖を横目にやりながら湖の周りの曲がりくねった道や、高速道路や市街地をひたすらに走り続けて函館フェリーターミナルを目指す。
本日の走行はオンロードがメインだが、もちろんDEFENDERはオフロードだけでなくオンロードでも快適に走行できる。ディーゼルターボエンジンはマイルドハイブリッドを採用しており、モーターが走行のアシストをしてくれる。高速道路や一般道の走行にも優れており、状況に応じたパフォーマンスを発揮できるのも特徴的。走りやすさや乗り心地を追求し、高い操縦性も備わっている。
函館から青森まではフェリーで約3時間30分。つかの間の休憩をはさみ、ついに本州は青森県へ突入。フェリー下船後は「サンセットビーチあさむし」に立ち寄り、海の向こうに沈む夕日を待ちわびた。サンセットビーチあさむしは、青森市内の浅虫温泉に位置する青森湾沖に浮かぶ「湯の島」が特徴的で浅虫温泉の象徴としても知られる。
ビーチに到着後は厚い雲に覆われ夕日を望めるか心配だったが、我々の到着を待ちわびていたかのように雲から徐々に現れた太陽は水面を反射させ、ビーチから望む夕日は青とオレンジのグラデーションを奏でた。太陽が水平線上に沈んでいく様はまさに神々しく凝望するほどであった。この日のツアーは沈んでいく夕日を目に焼き付け、約200kmの旅(フェリー移動は除く)に幕を閉じた。
あいにくの曇り空。360度の大パノラマはお預け
DAY4は青森県青森市から、田沢湖のある秋田県仙北市を目指す。青森県も早々に抜け、この日最初に向かったのは秋田県男鹿市に位置する「寒風山パノラマライン」。標高約355mの寒風山は山全体がキレイな緑の芝生に覆われており、周りに遮るものがないため山頂の展望台からは360度の大パノラマを味わえる。
DEFENDERの四輪駆動に加え、推進力の強いディーゼルターボエンジンは山道を快適に走行することを実現してくれる。アクセルを軽く踏むだけで安定性の高いドライブを提供し、山道も簡単に攻略できる。頂上へ着き待ちわびていた絶景が望めると思っていたが、あいにくこの日の寒風山は霧がかかり、残念ながらその夢は叶うことはなかった。
絶景を拝めることができず無念ではあるが、本日のランチである秋田比内地鶏を使用した親子丼を目指し、秋田市内へ向けて車を走らせる。「秋田比内地鶏や」で提供された親子丼は炭火の香ばしさに加え、ふっくらとした卵の相性が抜群。お腹も満たしたところで、田沢湖を目指して出発する。
途中、広大な緑が続く田園地帯を通過。のどかでどこか心癒される田園風景を横に見ながらひたすらに車を走らせる。田沢湖へ向かう前「かたまえ山森林公園」へ立ち寄り、頂上から展望。山側は緑あふれる山林の風景、反対側には田沢湖を見下ろせる絶景スポットが待ち受けている。
日本百景に選ばれている田沢湖は、周囲は約20㎞の円形で、水深は423.4mと日本で最も深い湖である。瑠璃色に反射する太陽の光で水面の色が変わり、幻想的な景色を演出してくれるようだが、本日はあいにくの曇り空だったため、その壮観はお預けとなった。天候には恵まれなかったが、約310kmの旅は無事に締めくくられた。