最新記事
ライフスタイル

洗わず放置した「水筒」が大変なことに...内部に「生態系が誕生」した衝撃映像 「毎日洗って」と専門家

Internet Horrified After Seeing Result Of Unwashed Water Bottle-'Ecosystem'

2024年7月6日(土)13時24分
ロリー・ハンコック

リーは次のように続ける。「粉末状のプロテイン、香料、ミルク、甘味料、電解質など、栄養価の高いものを水筒に入れない方がいい。細菌やカビの繁殖を助長するからだ。もしこれらを水筒に入れたら、使用後は必ず温水と洗剤でよく洗うか、食器洗浄機にかけるべきだ。さもなければ、微生物が増殖しやすい環境をつくってしまう危険がある」

水筒(繰り返し使える飲料用ボトル)に最適な素材を選ぶとしたら、「ガラスは最も微生物が少ない傾向にあり、軟質プラスチック、硬質プラスチック、金属と続く。また、ガラスは透明度が高いため、水筒を洗うべきかどうかが一目でわかる」

洗い方に関しては、シンプルな方法でいい。「微生物を殺すには、温水と洗剤が最も効果的だ。温水の助けを借りた洗剤が、細菌やカビのバイオフィルムや膜を溶かすためだ」とリーは説明する。

「自分の水筒にもこういうのが育った」という人も

@wompbratが投稿した「水筒を洗ったほうがいい、という注意喚起」は160万超の「いいね」を獲得し、世界中から驚きの声が寄せられている。

「そもそも水筒を洗わないなんて、どういうこと?」「注意喚起なんて必要ない。そのヤバい水筒を毎日洗ってくれ」といったコメントや、「しかし、どうしたらこんなことになるんだ......」「どれだけ無視し続けたら、こういう生態系が育つんだろう?」と疑問の声も上がった。

あるユーザーは、自分自身の体験を共有した。「そうなんだよ、まえに水筒を一晩放置しただけで、こういうのが育ち始めたことがある。すごく速く成長するんだよ」

この動画を見た人の中には、自分の水筒が心配になった人もいるようだ。「2023年に私の心の支えになってくれた水筒は、1年ほど前からベッドの下にある。そろそろ開けてみた方がいいかな?」

衛生面を心配する声とともに、自然の美しさに関するコメントも数多く寄せられた。あるユーザーは、「しかし、これは本当に美しい」と感嘆している。
(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 トランプショック
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月22日号(4月15日発売)は「トランプショック」特集。関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル、イラン核施設への限定的攻撃をなお検討=

ワールド

米最高裁、ベネズエラ移民の強制送還に一時停止を命令

ビジネス

アングル:保護政策で生産力と競争力低下、ブラジル自

ワールド

焦点:アサド氏逃亡劇の内幕、現金や機密情報を秘密裏
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 2
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪肝に対する見方を変えてしまう新習慣とは
  • 3
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず出版すべき本である
  • 4
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はど…
  • 5
    トランプが「核保有国」北朝鮮に超音速爆撃機B1Bを展…
  • 6
    「2つの顔」を持つ白色矮星を新たに発見!磁場が作る…
  • 7
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 8
    ロシア軍高官の車を、ウクライナ自爆ドローンが急襲.…
  • 9
    ロシア軍が従来にない大規模攻撃を実施も、「精密爆…
  • 10
    ロシア軍、「大規模部隊による攻撃」に戦術転換...数…
  • 1
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 3
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 4
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 5
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 6
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気では…
  • 7
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 8
    動揺を見せない習近平...貿易戦争の準備ができている…
  • 9
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 10
    「世界で最も嫌われている国」ランキングを発表...日…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 3
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 4
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 7
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 8
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 9
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 10
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中