人間の体は搾取してリサイクルする有機物の塊...ポン・ジュノ監督最新作で「今ここにあるディストピア」へようこそ
A Dystopia for Our Times
ミッキーは人間版「炭鉱のカナリア」だ。異星のウイルスに対するワクチンを開発するときも、未知の大気層の呼吸可能性を調べるときも、実験台になるのはミッキー。苦しんで死ぬたびに、彼の肉体は有機物リサイクル用の炉に投げ込まれ、そこから生み出される価値は独裁的支配者ケネス・マーシャル(マーク・ラファロ)のものになる。
マーシャルは、美食を愛する妻イルファ(トニ・コレット)と贅沢三昧だ。一方、その他大勢の人々は、巨大なチューブから支給される灰色の食料で命をつないでいる。
氷の穴の底にいるのは、17番目のバージョンのミッキーだ。彼が予想外の展開(ネタバレを防ぐため詳細は省く)で脱出に成功したとき、物語は大きく動き出す。
基地に帰り着いた彼は、もう1人の自分と出会う。ミッキー17は死んだと見なされ、既に複製されていたミッキー18だ。複数のコピーが同時に存在することは禁じられているため、2人のミッキーは1人分の仕事と食料を分け合って生き延びようとする。
2人は遺伝的には同一だが、性格が全く違う。オリジナルのミッキーの多面性を体現しているかのようだ。ミッキー17は心配性でお人よしだが、ミッキー18は怒りっぽく、政治的反乱に意欲を燃やす。
この奇抜な設定と、アイデンティティーの本質をめぐる問いかけによって、パティンソンは2人の人物を演じ分けるチャンスを手にした。結果は大成功で、本人も挑戦を楽しんでいるのは明らかだ。
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