「だから嫌われる...」メーガンの新番組、公開前から大炎上の納得理由
A Case of “Misogynoir”?
もちろんメーガンを熱烈に愛し、彼女への批判に人種差別を嗅ぎ取る人もいる。
例えばTikTokクリエーターのトリシア・ニコールは、リンク・ローレンの動画に反論する形で、「私は王子様と結婚した裕福な公爵夫人が大きくて美しい屋敷で美しい子供たちと一緒においしい料理を作るのを見たい」と述べ、今のメーガンは「ミソジノワール(黒人女性嫌悪)」の被害者だと言い切った。
セレブとの友情も目玉
あるいは有名シェフのエイドリアン・リプスコム。食のニュースサイト「イーター」に掲載された「メーガン・マークルがネットフリックスで始める新しい料理番組には飽き飽きだ」と題する記事に反論し、リプスコムはスレッズ上でこうかみついた。
「あなた方はプロフェッショナルな批判を提供したり、メーガンに取材したりすることもなく、ひたすらクリック数を稼ぐためにセンセーショナルな記事を書く道を選んだ。それは期待されるジャーナリズムではないし、期待される基準でもない」
リプスコムはさらに「食の世界には黒人女性が仕切る番組がほとんどない」と指摘し、「なのに今、黒人女性の料理や文化、ストーリーテリングにスポットライトを当てる可能性のある番組が、(予告編を見ただけの段階で)つぶされようとしている。これはメーガン・マークルだけの問題ではない」と批判した。つまり、メーガンたたきの背景には米社会に根深いミソジノワールがあるということだ。
ちなみにリプスコムは数少ない黒人女性シェフの1人で社会活動家でもあり、メーガンと面識があるそうだ。