最新記事
セレブ

オスカー女優から世界的歌手まで...LA山火事の被災者支援に動くセレブたち 大物夫妻には「災害観光客」との批判も

2025年1月16日(木)15時50分
千歳香奈子

映画『氷の微笑』などで知られる女優シャロン・ストーンは、家を失った友人のために自宅を避難所として提供していることを明かすと同時に、被災した人たちのために衣類の寄付を受け付けているビバリーヒルズのブティックをインスタグラムで紹介。「古着や靴、寝具などを必要としている人のために寄付してほしい」と呼びかけ、被災者にも「店頭で必要な物資を受け取ることができる」と伝えた。

オスカー女優ハル・ベリーは、シャロンの投稿を自身のインスタグラムで共有し、「クローゼットの洋服すべてを持って向かいます! 南カリフォルニア地域に住んでいるなら、ぜひそうして下さい。基本的な生活必需品を必要としている被災した家族全員を助けるために、今すぐできることです」と綴り、シャロンのリーダーシップに感謝の意を示した。

テレビのニュースでマリブビーチに面した自宅が燃える様子を家族と共に見ていたことを明かしたパリスは、幼い2人の子供を持つ母親として同じ境遇の被災者家族を支援するため緊急基金を立ち上げ、短期住宅やホテルの提供、避難所への必需品の配達、動物シェルターの支援に充てると発表し、72時間で80万ドルを集めた。

さらに、自身の非営利団体「11:11メディア・インパクト」を通じ、被災した150世帯に直接的な現金支援を行うため15万ドルをGoFundMeの山火事支援基金に寄付をしたことも伝えられている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国は緩和政策を継続、債務水準は上昇=人民銀副総裁

ビジネス

ECB、銀行の流動性を注視 FRBと緊密に連携=監

ビジネス

ユーロ圏銀行融資、2月は一段と加速 利下げ寄与

ビジネス

英、自動車関税回避へ米と協議 「エスカレート望まず
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥーが解明される...「現代技術では不可能」
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影された「謎の影」にSNS騒然...気になる正体は?
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 6
    地中海は昔、海ではなかった...広大な塩原を「海」に…
  • 7
    老化を遅らせる食事法...細胞を大掃除する「断続的フ…
  • 8
    【クイズ】アメリカで「ネズミが大量発生している」…
  • 9
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 10
    反トランプ集会に異例の大観衆、民主党左派のヒロイ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 5
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 6
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 7
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 8
    古代ギリシャの沈没船から発見された世界最古の「コ…
  • 9
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 10
    【クイズ】世界で2番目に「レアアース」の生産量が多…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中