最新記事
セレブ

「過激衣装のマドンナにキスを迫るローマ教皇」リアルすぎるAIツーショットに「やりすぎ」「不適切」とネット激怒

2024年12月18日(水)19時50分
千歳香奈子
マドンナ

マドンナ(2012年1月、英ロンドン) landmarkmedia-Shutterstock

<マドンナがインスタグラムで披露したAI画像に批判が殺到。あまりにリアルな画像には「際どい衣装のマドンナ」と「その腰に手をまわし、キスを迫っているかのような教皇フランシスコ」の姿が>

歌手マドンナが12月13日、人工知能(AI)で作成したローマ・カトリック教会の教皇フランシスコと体を密着させるツーショット画像をインスタグラムのストーリーに投稿し、殺害予告を受ける騒動に発展している。

【画像】「谷間まる出し・スケスケ衣装のマドンナにキスを迫るローマ教皇」リアルすぎるAIツーショットに「やりすぎ」「不適切」とネット激怒

ネットを大炎上させたのは、露出度の高い衣装を着たマドンナを教皇が抱きしめてキスをするようなそぶりを見せている2枚の画像。「週末はこんなふうに」とコメントを添えた1枚目は、黒いレースの衣装を着たマドンナを教皇が抱き寄せている。

続く2枚目では、「見られるのは気持ちがいい」とのコメントと共にスケスケのコルセット姿のマドンナの腰に手をまわし、顔を近づけてキスをしようとしているように見える教皇の姿が描かれている。あまりにリアルであることから、「謁見したの?」と本物と見間違えるユーザーもいた。

当然ながら敬虔なローマ・カトリック教徒の反感を買い、「不適切」「不気味」「何を伝えたいの?AIのくだらない使用例」と批判が殺到。

「今回はやりすぎだ。この女性は排除されるべき。教皇フランシスコは地上における神の使者であり、笑いの種ではない」「この世では弾丸があなたを待ち受け、来世では天罰が待っている」など脅迫じみた書き込みも多数寄せられ、一線を越えたと非難が相次いでいる。なかには殺害をほのめかす過激な内容もあったと伝えられており、身の安全を心配する声も出ている。

展覧会
奈良国立博物館 特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」   鑑賞チケット5組10名様プレゼント
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

2月完全失業率は2.4%に改善、有効求人倍率1.2

ワールド

豪3月住宅価格は過去最高、4年ぶり利下げ受け=コア

ビジネス

アーム設計のデータセンター用CPU、年末にシェア5

ビジネス

米ブラックロックCEO、保護主義台頭に警鐘 「二極
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者が警鐘【最新研究】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 6
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 7
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 8
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 9
    メーガン妃のパスタ料理が賛否両論...「イタリアのお…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中