「音楽よりも足の写真で稼いでます」...リリー・アレンのOnlyFansでの「副業」が話題に
REUTERS/Isabel Infantes
<リリー・アレンが新曲ではなく、 OnlyFansで稼いでいることでファンとガチバトル。ストリーミングサービスに対する痛烈な皮肉も>
イギリスのポップミュージック界のアイコンであるリリー・アレンの「副業」が話題になっている。
アダルトサイトとして知られるOnlyFansのプラットフォームで自分の足の写真を共有したリリー・アレンだが、音楽ストリーミングサービスよりも多くの収入を得ていると告白したのだ。
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Xから自分のOnlyFansのページへの誘導をしたリリー・アレンに対して、「かつてヨーロッパで最大のポップスター/ミュージシャンの1人でありながら、こんなことになってしまったことを想像してみてほしい」とファンがコメントすると、ひるむことなく次のように反論したのだ。
「アーティストとなって、Spotifyで月間800万人近くのリスナーがいるが、自分の足の写真を1000人が購読してくれることで、もっと多くの収入を得ていることを想像してみてほしい。プレイヤーを憎むのではなく、ゲームを憎んでください」
imagine being and artist and having nearly 8 million monthly listeners on spotify but earning more money from having 1000 people subscribe to pictures of your feet. don't hate the player, hate the game. https://t.co/Fx7JAhPhV5
— Lily Allen (@lilyallen) October 25, 2024
アーティストにとってのストリーミングサービスとは?
Spotifyなど音楽ストリーミングサービスの出現により、音楽業界は大きく変わった。しかし、何百万人ものリスナーがいても、ストリーミングごとの支払いが数円単位であるため、収入に直結しないケースは珍しくない。したがって、宣伝して割り切るアーティストも多い。
しかし、今回のリリー・アレンのコメントの意味することは大きい。Spotifyで何百万人ものリスナーを抱えるよりも、10ドルを支払う1000人のOnlyFansの購読者から得られる収入のほうが多いと告白したからだ。
通常、サブスクリプションサービスは月額10~50ドルの範囲で設定されており、そこからアクセス数によって支払額が分配される。しかし、支払金額に達するまでの最低限のアクセス数が設けられていることもあり、よほどの人気コンテンツでない限りは分配額が微々たる額であることも珍しくない。