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ネットの歴史に刻まれた「伝説」の超有名セクシー画像...「裸体に赤いマント」写真をハッチャー本人が語る

Teri Hatcher Speaks Out on 'Breaking Internet' With Cape Photo

2024年8月25日(日)21時15分
シャノン・パワー
インターネット初期の「伝説」となったテリー・ハッチャー

2005年、『デスパレートな妻たち』でゴールデングローブ賞を受賞したハッチャー REUTERS/Mike Blake MR/SV

<インターネットが一般に普及し始めた95年当時、最もダウンロードされた画像となったテリー・ハッチャーのプロモーション写真>

2004年から2012年にドラマ『デスパレートな妻たち』で主役の一人を演じたことでも知られるテリー・ハッチャー。実は彼女は、インターネットが普及し始めた「初期」の時代、ネットでは誰もが知るような「有名画像」の被写体でもあった。裸体にマントをまとっただけの姿でインターネットの歴史に名を刻んだ彼女が、当時の「バイラル」について語った。

■【画像】全裸にマントをまとっただけ...インターネット初期、「伝説」となった超有名セクシー画像

現在59歳のハッチャーは1990年代、コミックを原作とするテレビシリーズ『新スーパーマン』で伝説のキャラクター、ロイス・レインを演じて一躍有名になった。レインは、ディーン・ケイン演じるスーパーマンの相手役だ。

1995年、新スーパーマンの名声が最高潮に達したとき、ハッチャーは、裸の上にスーパーマンの象徴である赤いマントだけをまとうなど、一連のセクシーなプロモーション写真を撮影した。この「裸体に赤いマントの写真」は波紋を呼び、月間数千ダウンロードを記録し、当時最もダウンロードされた写真となった。

そのハッチャーが、現在英紙「ガーディアン」のサイトに掲載されているファンとのQ&Aで、この写真に言及している。「スーパーマンのマントをまとったあなたのヌード写真が、インターネットで最もダウンロードされた画像と報じられたときの思い出は?」という読者からの質問に答えたものだ。

当時は疑問に思ったが、今は誇りに思っている

質問に対して、ハッチャーは次のように回答した。「まだダイヤルアップ接続の時代で、私はインターネットを壊してしまった。自分がそれほど魅力的な存在だとは思っていないのだけど」

「写真撮影のことは覚えている。テレビ番組のプロモーションで、撮影に丸一日かかった。ロイスは『デイリー・プラネット』の記者だから、私は最初、白いブラウスとペンシルスカートを着て、その上からマントを羽織っていた」

ハッチャーはさらに続ける。「その日最後のテイクで、『ブラウスなしでケープを羽織ってくれる?』と誰かが言った。私は『どういう意味だろう? なぜロイス・レインが裸でマントを羽織るのだろう?』と思った。ただの悪ふざけだったが、その結果、挑発的な写真になった。あれからずいぶん年をとったが、今でも誇りに思っている」

ハッチャーはQ&Aで、スヌーカー(ビリヤードの一種)の腕前についても質問された。新スーパーマンは英国で、スヌーカーを題材にしたゲーム番組『ビッグ・ブレイク』の後に放送されていたためだ。

ハッチャーは次のように回答した。「その番組はよく知らないが、スヌーカーはビリヤードのようなもの? 私は一人っ子だった。父は電気技師だったため、私はボーリングやゴルフ、ビリヤードが得意になった。角度やスピード、手と目の連動が含まれていたからだ。そのため、ビリヤードのバンクショットの理屈は知っていて、1度か2度は成功したことがある。ビリヤードであなたに勝つことができるかということに関しては、お酒を飲む量によるわ」

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