スヌープ・ドッグ、もはや主役の「ド派手衣装」で連日登場もアンチ見られず...パリ五輪レポートが「面白すぎる」と話題に
スケボー男子パーク決勝の会場に現れたスヌープ・ドッグ(8月7日、パリ) Just Pictures/Sipa USA via Reuters Connect
<米NBCの特派員として現地レポーターを務める超大物ラッパーのスヌープ・ドッグ。推しアスリートを強調したTシャツや星条旗を模したド派手な衣装は現地でも大人気で、観客席で主役級の存在感を示している>
7月26日に開幕したパリオリンピック。連日熱戦を繰り広げているが、注目を集めているのは世界のトップアスリートだけではない。開会式当日に聖火ランナーを務めた米国の超大物ラッパー、スヌープ・ドッグも、「インパクト大」の装いで連日様々な競技会場に出没して大会を盛り上げている。
【写真】【動画】全身で推し選手を応援するスタイル...観客席でとにかく目立つ「ド派手衣装」のスヌープ・ドッグ
8月3日に行われたなでしこジャパンと米国が対戦したサッカー女子準々決勝の中継画面にも映り込んでいたことから、日本でも話題になったスヌープ。サッカーだけでなく、競泳から体操、ビーチバレー、バスケットボール、陸上など様々な競技会場で、推しアスリートの写真がプリントされたTシャツや星条旗を模したド派手な衣装でチームUSAを応援する姿が目撃されている。
そんなスヌープは、今大会では放映権を持つ米NBCの特派員として現地レポーターを務めているのだ。
ヒップホップ界の大御所とオリンピックは異色の組み合わせだが、「レポートがとにかく面白い」と評判で、現地での人気もうなぎ上りとなっている。
アンチはほぼ見られず
トム・クルーズら多くのハリウッドスターも観戦していた体操女子団体予選では、絶対女王シモーネ・バイルズのTシャツ姿で登場し、誰よりも目立っていた。また、馬術・馬場馬術団体グランプリ決勝では、黒のヘルメットと手袋にジャケットと白いシャツという馬術選手の「正装」姿で現れ、「ダンスする前の馬にニンジンやリンゴをあげたい」と話し、選手と共に競技に参加する馬に餌を与える姿もカメラに捉えられている。
観客席からの応援やレポートだけでなく、柔道やフェンシングなど様々な競技にも自ら挑戦し、その姿も公開している。23個の金メダルを獲得した競泳界の元スター、マイケル・フェルプスから泳ぎを教わるという夢のような企画では、「私は水泳選手のような体つきをしていると思う。見て、私たちの体は似ているよ。双子かもしれない」とレジェンド相手にジョークを飛ばすなど、その言動や独特のユーモアでも視聴者を楽しませている。
体操女子団体予選では選手たちに自分の存在をアピールするため、ダンスを披露。客席で踊るスヌープを見つけたシモーネとジョーダン・チャイルズが一緒に踊り出す様子もTikTokに投稿されて話題を呼んだ。
時に選手以上に注目を集めることもあるが、ネットの反応はすこぶる良く、アンチはほとんど見られない。「最高のオリンピックにしてくれた」「パリのレジェンド」との声が寄せられ、ハリウッド・レポーター誌も「2024年オリンピックにおける国宝」と評している。