スヌープ・ドッグ、もはや主役の「ド派手衣装」で連日登場もアンチ見られず...パリ五輪レポートが「面白すぎる」と話題に
90年代にデビューし、ギャングスタ・ラップのアイコンとして人気を博したスヌープだが、同時に薬物絡みで有罪判決を受け、1993年には拳銃を用いた殺人容疑で起訴もされている。のちに正当防衛が認められて無罪評決を受けているが、なぜそんなスヌープがレポーターに?と思うかもしれないが、実は大のスポーツ好きとして知られている。
東京大会ではNBCの動画配信サービスPeacockで、コメディアンのケビン・ハートと共にハイライトをまとめた冠番組も配信されている。また、2022年の米プロフットボールリーグ(NFL)王者決定戦「スーパーボウル」のハーフタイムショーでは、ドクター・ドレーやエミネム、ケンドリック・ラマー、メアリー・J.ブライジ、50セントらと共にハーフタイムショーに出演している。
さらに、新日本プロレスの元IWGP女子王者でもある女子プロレスラーのメルセデス・モネはスヌープのいとこで、自身も2016年にWWE殿堂入りを果たしている。
メダルを手にすることはないが、間違いなく今大会の勝者の一人であるスヌープは、一説には1日50万ドル、16日間で計800万ドルのギャラを手にするのではないかと噂されている。4年後は地元ロサンゼルスがホストとなるだけに、閉会式でもサプライズ登場が期待されている。
チームUSA史上最高の応援団長となったスヌープは、地元開催となる4年後もパリ以上の活躍を見せてくれることだろう。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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